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No.121 大阪府在住/松谷氏 ZAC1
本当のところダメで元々・・・という気分で注文しましたが、ケーブ
ルが到着して依頼ずっと使い続けております。
ここで現在の感想を述べさせて頂きます。
壁コンセントと電源タップの間にZAC1(プラグは明工社ME2573)を導
入しました。それ以前はS/A LabのHighend Hose 3.5(以下HH3.5)に
フルテックと松下のプラグを自分で取り付けたものでした。HH3.5は
とても明瞭ではっきりした音なので大変気に入ってましたが、明瞭過
ぎてかえって窮屈な音となり、聞き疲れを覚える時がありました。
一方、ZAC1は骨太で芯がある音ですね。これに交換するとHH3.5の持ち
味だったカミソリ級の切れや明瞭さが後退しますが、十分はっきりし
た音であり不満はありません。今まで気になっていた窮屈さが無くな
り、ふっ切れた鳴りっぷりになりました。聞き疲れもおさまりました。
少なくとも自分にとっては、ZAC1のほうが音楽ソフトをもっと楽しく
聞けます。また、極太でもそこそこ曲げやすいので取り回しが楽でし
た。実用性も良いですね。
使用機器
CDトランスポート:Airbow TL5100 Super II
DAコンバーター:DES DAC520
プリメインアンプ:BRYSTON B-60
スピーカー:DYNAUDIO CONTOUR 1.1
No.123 愛知県在住/清田氏 ZAC1/特注ケーブル
根岸様のケーブル(以下N2ケーブル)ですが、ジェフローランドのパワーアンプ
DC9用のACケーブル
Wadia2000DAコンバーター用のACケーブル+同電源部から本体へのDCケーブル
を3本
以上のN2ケーブルを使用させていただいています。
週末に2〜3時間聴く程度ですので、あまりエージングが進んだとは言えない段階
での試聴感です。まず、オーディオ的なインプレッションですが、どのケーブルも聴
感上S/N比が上がりました。
いわゆる透明度が上がりかつ音像が明瞭になり、もちろん音場も前後左右に一層広が
りました。
電源ケーブルとして定評のあるオーラルシンフォニックスのMLスタンダード1.2
mとN2の2.2mとをCECのトランスポーターに交互に接続して比較したところ、
透明度・音像定位・音場の広さ、いずれもN2に軍配が上がりました(オーラルの方は
廉価版なので上位製品だとまた違った結果になるかも知れません)。
もう少し具体的な音楽描写で言いますと、例えば、ピアノの透明度が上がりますし、
ノイズフロアが下がりますので、オケでも情報量が増えたように思いました。
ただ、200Vの絶縁ステップダウントランスから引いているパワーアンプ用のケーブ
ルはコネクターの挿入の方向で微妙に、しかしかなりの程度に音質が変わります。
どちらが正解か分かりませんが、広帯域型で音場感がでて、音の隈取りが明瞭になり明
るめでやや乾いた音色の方向と、相対的に周波数両端のエネルギーが薄くなる、ややか
まぼこ型で音像のボディにウエイトが載り、少し暗めのしっとりと落ち着いた音色感が
強調される方向とがあり、2種類の音質が楽しめます。
WadiaのACケーブルでも差は聞き取れますが、CSEの電源アイソレーターからACを
引いているせいかも知れませんが、パワーアンプほどの音質差は聞こえませんでした。
聴感上のN2ケーブルの特徴は、しかし音楽的な要素の面にあるという印象を受けました。
ひと言で言うと、「音感」の良いケーブル、音楽的な描写能力に秀でたそれという印象
です。
第一に、聴感上非常によくハモッテ音が出てくるということが敏感に聞き取れることで
す。 例えば、ベートーベンの「皇帝」の冒頭のテュッティを縦線の揃ったオケで聴く
とN2の場合いわゆるピラミッド型のどっしりした響きが聞こえます。
オケの演奏にもよりますが、カラヤン+BPOのEMI盤のようにティンパニーのフライイ
ングがあったりも判然とします。
同じようにピアニストのタッチの差や和音が揃っているかどうかも明瞭に聞き取れます。
総じて音楽的に協和し、まとまる方向で音が出てきます。先のオーラルですと、オケの
テュッティが低音から高音へのピラミッド型でなく、多少誇張して表現すると、いくつ
もの凹凸がある瓢箪のような、どこか不安定な印象を受けます。別のたとえで言います
と、N2ケーブルはデンオンなど一部のレーベルが採用している無指向性マイクによる録
音と同質の、強調感のない素直な音質に通じるところがあるといっても良いのではない
でしょうか。
第二の特徴は、第一のそれとも関連しますが、音色・色彩の綾が分かり易いケーブルだ
ということです。
これもいくつか例を挙げれば、有名なベートーベンの「運命」の第一楽章の提示部で、
ホルンのファンファーレが終わったあと第二主題がバイオリンで提出されます。
この主題はヴァイオリン(最初の提示)→クラリネット→フルート→少し音型を変えて
ヴァイオリン→ヴァイオリン(さらに転調)と展開していきますが、ここでのパートの
移行と同一楽器での転調のニュアンスを演奏の差異も含めて鮮明に提示してくれるのが
N2ケーブルの最大の特徴であり、「音感」のよい所以だと思います。
もう一つ例を挙げますと、モーツアルトの「ジュピター」第1楽章第一主題の提示で、
オケが冒頭の三連符を繰り返したあと、後に展開されるヴァイオリンのフレーズが弾か
れ、転調して繰り返されます。
この表情の違いが鮮明に、特に転調された時に登場する第一ヴァイオリンと第二ヴァイ
オリンの3度で合わせる音符がよくハモッタ演奏では、ヴァイオリンのフレーズの中で
いきなり花が開いたようなふっくらした音像と暖色系の色彩感が現れます。
もちろんN2だけが要因ではないわけですが、少なくともこの描写を際立たせる方向でサ
ポートしてくれていることは間違いのないところです。
このことを別の視点から見ると、N2ケーブルは特定の音色や個性を押しつけるケーブル
ではないということなのでしょう。
Webページの「使用感」で、「軽快」な音質とか「低域が太くなった」とか多種・多様
な感想がでてくるのもよく分かります。
さて、最後のそれは、音程やピッチの違いが非常に聞き取りやすいことです。ヴァイオ
リンの音程の善し悪し、オケのピッチの高低が本当によく分かります。
以前から古楽器のは聴き辛いのですが、今回のN2で一層その感が強くなりました。
例えば、ガーディナーの「運命」など、第一ヴァイオリンと第二を左右に分けて配置し
ているので音像定位は、「運命」第1楽章冒頭運命の動機のあと、この動機が第二ヴァ
イオリン→ヴィオラ→第一ヴァイオリンと受け渡されますが、左右に分かれる配置では
一番右の第二Vから左に→ヴィオラ→さらに一番左の第一Vに、つまり右から左に音像
が動くので面白いのですが、モダン楽器と違うピッチで弾いているのが分かりすぎてつ
らいものがあります。
最後に多少不満な点も書いておきます。エージングの問題もあるかと思いますが、広
帯域型の方向で結線しても、やはり両端のエネルギー感はやや薄いような印象です。
特に高域はもう少し張り出して明るめの音色感が好みなので、現状はやや高域のエネル
ギー感が薄め、そして恐らくそのことと関連して、えんじ色や濃い茶系統の方向によっ
たやや暗めの音調なので、この点がもう少し明るめにシフトすればと思います。
不満はエージングである程度解消されるかも分かりませんので、又レポートさせていだ
きます。
あまり一般的でない、多少偏ったコメントかも知れませんが、ご容赦下さい。
いずれにしろ、オーディオ好きの音楽ファンには一聴の価値のあるケーブルの一つであ
ることは動かないように思います。
No.124 埼玉県在住/K.A氏 ZAC1
ACケーブルの印象を送らせていただきます。
使用箇所はプリメインのCONCENTRA(J.R.D.G)。
付属品からの交換です。
夜中の間PADのエンハンサーをかけること3日、
週末になるのを待って本格的に視聴しました。
皆さんのレポートを読んで
低音がしまってくるのかなと予想していましたが
それ以上の効果がありました。
低音はもちろん引き締まりましたが、
それだけでなく
アコースティックベースやチェロの胴鳴りの質感が
格段に向上しました。
とくにアナログでジャズをかけた際の
ベースは迫力、ニュアンスともに
別物に変わったという印象です。
そのほか
フルート等木管系の音は
管を空気が通り抜けて音が出ているという感じが
リアルになっています。
オーケストラのスケール感、特に高さ方向への
音の広がりが改善されたこともうれしい成果でした。
使用しているスピーカーが
古い小型ブックシェルフなので
ある程度限界を認識しながら聞いているのですが
そうしたウイークポイントも
まだまだ改善の余地があることを再認識させられました。
No.125 大阪府在住/高田氏 ZTP4
本日、会社から帰ると電源タップが届いていました。
早速、セッティングし聞き出しましたが、正直に言って、「素晴らしい!!!」です。
今までは、ベルデンの一番安物を使っていましたから、効果はあるだろうとは思って
いましたが、これほどとは・・・・・
先ず、音が柔らかくしかも迫力があり、レンジが高域・低域共に伸びました。そし
て、立体感がでてきました。
FM放送で=音がすっきりし、「元ちとせ」の声に艶が感じられます。
CDで=ただ、ボンつくだけだった低音に広がりが出て、他の楽器とつながりが出て
きました。
レコードで=ビリー・ボーン「真珠貝の唄」のパーカッションが鮮やかです。「ホ
テル・カリフォルニア」の、2弦ギターが泣くんです。
本当に、”音楽を聴かせてくれる”一品です。
私の安物揃いのセットには、勿体ないくらいです。
どうも有り難うございました。